13,移植してから妊娠までの記録

手術後の卵管の腫れ、卵巣嚢腫の再発。移植ができないかも、という崖っぷちに立たされた怒涛の1ヶ月。ようやくたどり着いた判定日。移植してからの1週間、しんどかった。妊娠した人のBTの記録を読みまくった。なので自分も備忘録。

移植日BT 0~BT7

BT0:卵管水腫の水抜きがとにかく痛かった。看護士さんに両手を動かないように押さえつけられながら痛みに耐えて。移植は痛くなかったけど、終わった頃には疲れ果てていた。とにかく眠かった。
BT1:次の日もとにかく眠くて、その日は休みだったので朝の10時まで眠っていた。でも何だか疲れていてその日も22時には眠ってしまった。
が、、、
夜中の3時ごろ、39度の高熱でうなされて汗びっしょりになり起きる。
慌てて携帯を出して、こんな高熱が出て卵が死なないか、一生懸命調べる、、、
この時点であー終わった、、と思った。
BT2:翌日も熱が下がらない。38度2分。強い寒気と体の節々の痛み。これって、インフルエンザ?と思いながら、仕事にはとりあえず行かないといけないので出勤。薬も飲めないまま耐える。熱は下がらない上、悪寒が引かない。だるい。背中にカイロを2枚貼った。これじゃあ育つもんも育たないよ、と絶望的な気持ちになる。仕事から帰るとそのまま就寝。
BT3:早朝、ものすごい汗をかいて起きる。熱は下がって体が冷たい。熱はすっかり下がったけれど何故かその日は1日中汗をかいていた。それ以外に目立った症状はなし。
BT4:完全に復活した。あの高熱と悪寒はなんだったのか、もう卵は死んじゃったのか。特に妊娠を思わせるようなものはない。夜、猛烈に喉が渇く。職場から家まで喉が乾いて自動販売機で飲み物を買い飲み干す。こんなことは今までで一度もない。
BT5:目が覚めて体温を測ると36度1分。妊娠をすると高温が続くと言うのは常識中の常識。この時点で絶望がまた絶望をよぶ。終わった・・・この日もひたすら喉が渇く。職場からの帰り道、また飲み物を購入した。
BT6:何の症状もなし。1週間、検索してもこれ以上の悪条件はないと言うほどの体調。インフルエンザに似たような高熱悪寒に低体温。すっかり諦めていて、特にフライングの妊娠検査はしなかった。

BT7

項目数値備考
E2271
P435.6
β-hcg64.2←50以上あれば合格。理想は100以上なんだとか。

判定日の診察

10:35 10階で血液検査
11:56 5階診察室前
12:20 診察

待っている時は緊張で心臓が口から飛び出しそうだった。諦めていても。待合室ではいつもの検索魔。何階の呼び出しだと陽性とか、とにかく調べて。
呼び出しは5階。(呼び出しがどこかなんて全然関係ないってことは、今後4階、9階での呼び出しで陰性をくらって思い知ることになるのだが。。。)
KLCでの判定はあっさり。数値を渡されるだけだった。
書いてあった数値はβ-hcg:64.2。その時はあまり数値について詳しくなかったのでただ呆然としていた。医師からはおめでとうとかもない。「数値は出てます」でも、この数値だと、このままちゃんと育つかどうかはわからない的な、そんな空気感。「良くないんですか?」と聞いたら「そんなことはないですよ。50以上あれば妊娠です」と。じゃあ最初からそう言ってくれたらいいのに。意地悪。100以上が理想なんだそう。
まあとにかく無事に妊娠。その後も順調にいって第一子の妊活を終えた。 

と言うわけでBTの1週間がこれほどにも最悪でも、妊娠している時はしているんだなあ、命っていうのは生まれる時は生まれるんだなあと実感。こんな体験談が高熱が出たり、低体温だったり、絶望している人の励みになれば。

お役立ち情報

治療中に役立ったものhttps://momo-0120.online/category/reference/