4,加藤レディスクリニックで初めての採卵

初めての採卵。どんなものなのかも分からないまま進み、色々メモしている余裕もなかったのか、ほとんど記録が残っていない。それに、今後どれだけの時間をこの加藤レディスクリニックで過ごすことになるのか、知るよしもなかったのだから仕方ない。そう、初めての時は、卵は採れるのが当たり前で、それをお腹に戻したらちゃんと着床して妊娠できると信じていたのだから。 それがいかに大変で困難なことなのか、時間を重ねて思い知ることになり、その一回一回をきちんと記録していこうと思えるように自分自身も変化していったのでした。

KLC不妊治療1人目:D12

D12の採卵。この頃はD12できちんと採卵できていた。これが当たり前ではないことに、今後気づかされる。歳をとるにつれ、卵巣機能はどんどん弱まり、ピルなどの力を借りるようになり、いろいろな要因が重なって採卵がD12にはできなくなっていく。D20とか、どんどん遅くなっていく。(採卵がいつかどうかは関係なくていい卵が採れるかどうかだとは言われていたけど、振り返ればやっぱり36歳の時はD12できちんと採卵ができていたわけで、全く関係ないわけではないと思うアラフォーです。

初めての採卵で2つ

初めての採卵。手術に至るまでに、子宮鏡検査とか悶絶する痛みを散々経験したせいか、無麻酔でやる採卵も術台にもなんの恐れもなく。この程度なら別に、くらいの感じで終えました。(その後、歳を重ねると共に、卵巣嚢腫が再発したり、癒着があったりして採卵が激痛を伴う恐怖の時間に変わっていくのだけれど、この時は平和でした、、、)
今回は、無事に2つの卵が採れました。採卵をしている時にはいくつ卵が採れたかはわからないまま。終わってからベッドで安静にしている時に、スタッフの方が紙を見せてくれる。
そこに採卵数が書かれている、という流れ。ひとまずホッとしたのをよく覚えている。 
そして2つともちゃんと受精卵になってくれました。
この胚を凍結し、今後は自然周期にタイミングを合わせて、この胚を融解して移植することになるんだそう。移植周期に入ったら生理12日目に受診するようにとのことでした。

この日から12日間ソフィアを内服するという指示が出た。
とりあえず言われるがままにやってみるしかない。

その後にかかった費用:21万7080円
(顕微授精、培養、胚盤胞培養、胚盤胞凍結、保存管理費用、など)

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