10,MRIで卵巣嚢腫が結構大きいことがわかる…

手術を5ヶ月前にしたばかりなのに。
遺残卵胞があったり、P4が低かったり、移植にこぎ着けないまま、突然MRIに行くように指示されたのは前日のこと。
結果を持って再び加藤レディスクリニックの門を叩く。

D13卵巣嚢腫が再発 「主治医の判断なしでは移植できない」

MRIの結果はー 右卵巣嚢腫が5㎝近くまで大きくなっていた。手術で摘出したものは8cmほど。その時も破裂する危険があるから早く手術をとのことだったのに。5cmって結構大きくないか、、、
しかもわずか5ヶ月で。卵管の腫れもかなりあると。
ほんとにショックでどうやって家まで帰ったのか思い出せない。 

その上、この結果を持っていったら、「主治医の判断がなければ、この状態では移植はできない」と言われる。谷底に突き落とされるような気がした。
今を逃したら、この卵巣嚢腫は時間と共にもっともっと大きくなるに違いない。
そしたら妊娠の可能性は下がり続けるだけ。というよりはもう移植をしてもらうことすらできないだろう。加藤レディスクリニックの医師に、手術をしてくれた主治医に、このMRIの結果を見せて判断を仰ぐから、今周期の移植断念はもう少しだけ待ってくれと懇願する。

移植まではあと6日しか時間がない。「今回は見送ったら」と提案をされるも、頑なに懇願を続けた。
結局、4日後までに、主治医からの「移植できる」という確認をとった手紙を持って再度来院するようにとなり、なんとかその場はしのいだ。
「そんなに焦らなくてもいいのに」と言われたのはよく覚えている。
でもその時は、もう最後のチャンスなんじゃないかと体が感じ取っていた気がする。今を逃すな、と。
とにかく必死だった。この移植に何故か賭けていた。

猶予は4日。手術をしてくれた病院の予約は取れるのか。仕事のことなんて頭から抜けていた。今思えば、なんと言って休んだんだろう。思い出せない。

卵巣嚢腫再発D16 移植はできるのかー

3日後、手術をした病院の予約が取れた。
卵巣嚢腫は5cm近く。ただ主治医はそんなに悲観的なことを言わなかった。
「生理を止めない限り再発はするんですよ」「悪性のものではないですから」
「移植できないほどのものではないでしょう」
そう言ってくれた。神にしか見えなかった。
卵管もその日は何故かそこまでは腫れていなかった。
(排卵日付近は腫れる傾向にあることがその後わかってくる)

なんとか移植できるかもしれない、一筋の希望の光。
手紙を書いてもらい、それを持って翌日、再び加藤レディスクリニックへ。 

お役立ち情報

治療中に役立ったものhttps://momo-0120.online/category/reference/