50,PGT-A3回目の採卵・精子保存容器シードポッド使う?

PGT-A3回目の採卵を迎えた。これまで3個の卵が失敗に終わっている。その前の移植を入れると8個の卵がダメだったということになる(卵だけに原因があったと仮定した場合だけれど)。そろそろ当たりが出てもいい頃ではないかしら、、、。
今回はD18といつもに増してゆっくり成長の卵さん。不安が先行するけれど、、、。

PGT-A3周期目3回目の採卵D18

結果、今回は卵が2つ採れた。ちゃんとした成熟卵だった。2日前に小さかった卵さんだけど、無事に成熟卵としてやってきてくれたのね。ありがとう。しかもホントに痛みが少なく5分ほどであっさり終わった印象。今回の卵は2つとも右側の卵巣にあったらしい。
前回、右側の卵巣嚢腫の裏に卵があって、その卵を採る際に、卵巣嚢腫を押す形になるので激痛が走るようだ、ということが発覚していた(http://momo-0120.online/pgt-a2-d15/
今回も右に卵か、ということは激痛か、と覚悟していた矢先の痛みなし。これは一体なぜだ!?と混乱。早速聞いてみた。

今回見たところによると、左側に癒着があって、かなり腫れています。もし、卵が左側にあったら、すごく痛かったと思いますよ。
(Q前回は右の卵巣嚢腫の裏に卵があったから痛いと説明を受けたのだけど)
今回の場所は痛みを伴わない場所だったということですね。

なるほど、確かに卵管も腫れている時もあれば萎んでいる時もあるし、その都度都度のコンディションによって、また、卵の位置によって痛みも全然変わってくるのか。単純に右だからとか左だから、というわけではないのね。納得納得。左の卵巣に癒着があるというのはよく言われているし。これもまた痛みの原因だったとは。いずれにしても普通の人はあまり痛くない採卵が痛みを伴うことになるのか。

そして、今回は持ち込み精子を使用。
PGT-Aの場合はどんな時でも顕微授精。というのは、精子をふりかけると卵の周りに精子が着いてしまい結果が不正確になるからだそう。
それより気になるのは、いつも持ち込みではないので、持ち込み精子でも大丈夫なのか、ということ。
そして、持ち込み精子をする際にあるアイテムを使うかどうかだ。 

精子専用の保存容器シードポッドって使う?

いつもは旦那に来院して採精してもらっていたから、今回のような持ち込み精子が大丈夫なのかどうか、質問した。

当日採精と持込精子で大きくデータが変わる事は基本的にはないですよ。
ただ、持ち込みの際に冷やしすぎたり温めすぎたりといった大きな温度変化や、採精後時間が経ちすぎた場合(目安:2時間)、運動率が下がる可能性があります。なのでKLCでは、そんな温度変化を防止するための精子専用の保存容器シードポッドを売ってます。

これを購入するべきか、すごく迷うわけ。今までこれだけお金を使っているのだから、今更ここでケチるつもりはないのだけれど、でも本当に必要かしら、、、と。ちょうど今回は真冬の寒い時期。精子は寒さに弱いから心配なのだけど、はてどうしようかなあ。と。
結局は買わなかったんだけど。理由はなんとなく、というだけ。 

採卵した卵の結果

12
成熟度成熟成熟
受精方法顕微授精顕微授精
1日目正常受精正常受精
2日目4細胞4細胞
5日目拡張期胚盤胞拡張中胚盤胞
6日目   ー孵化中胚盤胞
培養状況凍結完了
(孵化中胚盤胞)
凍結完了
(孵化中胚盤胞)

結局、シードポッドは使わなかったけれど、精子は無事に生きていてきちんと受精してくれました。2つとも。そしてこの2つが無事にPGT-Aへ送られることに。

この日の流れ

08:05 到着
08:41 7階に呼ばれる(なんか7階の方がいい印象があって7階だと嬉しい)
09:00 採卵
10:00 培養士さんによる説明
10:45 会計

お会計

15万6157円(採卵費用) 
4万円(採卵消耗品)
18万5900円(顕微授精、培養費用、胚盤胞培養費用、凍結費用、保管費)
11万円(PGT-A検査代。今回は卵2つ分だから11万円)

お役立ち情報

治療中に役立ったものhttps://momo-0120.online/category/reference/