52,PGT-A4周期目:ピルを飲んでも遺残卵胞

以前はよくD3で遺残卵胞が出てお休み周期になることが多かった。そこから1ヶ月の待ちが長くて焦ったものだった。でも、ピルを飲んで女性ホルモンを抑制することで遺残卵胞があることが激減して、めっきりお目にかからなくなった。遺残卵胞の件はもう乗り越えた、と思っていた。なのに。。。

PGT-A4周期目D3

項目
E2330←高過ぎる
FSH5.8

D3のE2値。高過ぎたり低過ぎたり。ちょうどいい数字なんてトントお目にかかっていない。

なかなか診察室に呼ばれない。時間切れになって午後また来院という妙な展開に

07:23 到着。15番の番号で本来だったらD3値を見て1時間超で終了するはずだった。
08:45 何故だ、、いつまで経っても呼ばれない9時くらいに受付に急かしに行ってしまう。
   案外これが効いて、大体急かすとすぐに呼んでもらえる(気のせいかもしれないけれど)
09:05 診察室に呼ばれたはいいけれど、E2が高いから内診の必要があるとか、、、
   ああ、この時間から内診していては仕事に間に合わない。でもここで中断することもできない。
   やむなく遅刻することに。
   で内診後ー

E2が高く出たんですけれど、内診したら24mmの卵胞があります。
採卵しますか?でもブヨブヨしてますから、遺残卵胞の可能性もありますけど

個人的にはここで「採卵しますか?」なんて聞いてくること自体がどうかと思う。これは絶対に遺残卵胞だろう。選択を迫るケースではないだろう、と。
ただこの時は、出社時間に追われてて、色々な手続きもする時間も残っていない。
診察は中途半端。どうしても仕事で大幅遅刻が許されない。こんな時、どうすればいいのか。
とりあえず「一度会社に行って、午後にまた来ます。その時までに決めておきます」と走ってKLCを後にした。
でも、これまでの経験上、誰がなんと言おうと、これは遺残卵胞でこのD3で24mmと言う異常な卵胞を多額のお金をかけて採卵するつもりは毛頭なかった。

再び午後に来院

なんで1日に2度も来ないと行けないんだー。とイライラしながら来院。
しかもD3でE2が330と言う希望の薄い展開。
2度も来院したからにはしっかり現状を聞いて帰ろう。
何故、前回ピルを飲んでいたはずなのに遺残卵胞ができているんだ。 

リセットをしてピルを飲むことで脳に女性ホルモンを出さないように指令を出してお休みをします。そのお休みの信号が強いと次の生理がきても、まだStopの指令が続いてしまいE2が上がってこないこともあります。逆に、このお休み信号が効かないと、効いていないので今回のように女性ホルモンが出されてしまい、遺残卵胞ができてしまいます。

ふむふむ。ではどうして、お休み信号が効かないのか、ってところまでは分からないそう。
そりゃそうだよね。薬の指令も届かなくなってしまったのか。
結局、お休み周期(調整周期)に入ることに
▼帰宅後すぐに点鼻薬(スプレキュア)を3プッシュ
▼翌日からピル(ソフィア)を12日間夕食後に1錠服用
▼その後おそらく5日後辺りに生理がきたら、次の周期が始まると言う流れ。

この日のお会計:6804円

遺残卵胞で自ら中止せざるを得ない悲しい周期。
再診療(1100円)、E2,FSHの検査費用(1100円×2)、遺残卵胞を確認するための超音波検査費用(1100円)、ピル(ソフィアA)の費用204円(←これはいつも思うのだが、薬代って思いの外安い)
一つの周期を終えるだけなのになんだかんだでお金がかかる悲しい現実。

お役立ち情報

治療中に役立ったものhttps://momo-0120.online/category/reference/